お金の考え方を変えた思考

サラリーマンは転職して給料を上げられるか?

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結論から言うと、
 
給料は上げられるが簡単ではない
 
になります。
 
私は40代サラリーマンです。
現在に至るまで転職したことがあります。
 
1回目の転職は、前職よりも4割ほど年収が下がりました。
もちろん給料も下がりました。
理由は簡単で、1回目の転職当時は病気を患っていました。
平均残業時間が月80時間くらいで、処方された薬の量も
薬を飲み始めてから数えると6倍くらいに増えてしまい、
働き続けると本当に体が壊れる寸前でした。
 
なので、体を治すことを目的に前職を辞めて転職しました。
 
選んだ会社は残業時間が少なかったので、
2か月もしたら薬の量は減り始め、転職から8か月で
薬はゼロになり、主治医から寛解宣言ももらいました。
 
給料は4割減りましたが、一番の目的だった病気を治すことが
できましたし、まだ独身だったので一人でも生活できる分の
お金はありました。
 
とはいえさすがに給料が少ないままでは何もできないので
次の会社に転職しました。
 
この時は転職サイトや転職エージェントに複数登録し、
カウンセリングを受けて面接を受けられる会社は
全部受けました。
 



 
結果転職することができて現在に至っています。
 
給料は初めから前職よりも高かったので、
いきなり年収アップをすることができました。
 
元が低かったので必然的に上がるのですが、
それでも転職することで年収を上げることができたといえます。
 
では、転職を考えるサラリーマンがみんな転職すれば
年収を上げられるかといえばそうではありません。
 
転職して年収を上げるためには方法があります。
 
1.初めから給料が高い会社に転職する
2.転職先の会社で実績を積んで給料を上げる
 
の2つです。
 
1.初めから給料が高い会社に転職する
これが確実に給料を上げる方法です。
月収20万円のサラリーマンが月収25万円スタートの会社に
転職すれば、そりゃ簡単に給料を上げられます。
 
でも給料が高い会社に転職をするというのは難しいです。
 
・前職の実績が他社から見ても認められる実績であるか
・資格を持っていたとしても転職先の会社で使える資格か
 
というような、転職先の価値基準であなたの希望する給料で
雇ってもらえるかどうか変わります。
 
多くの場合、あなたが転職して増やしたい給料の金額は
転職先の会社から見たら高いと思われがちです。
 
転職先の会社はあなたを安い給料で雇いたい
 
からです。生え抜きの社員ならまだしも、中途入社で
どのくらいの仕事ができるかわからない社会人に高い給料を
支払うことはリスクですから。
 
2.転職先の会社で実績を積んで給料を上げる
私の場合は前職の給料が低かったので、多くの求人広告に載っている
給料が高かったので、ほぼ必然的に給料が上がりました。
 
正直、転職を考えるサラリーマンは、転職しても給料は据え置きか
ちょっと下がるくらいを覚悟しましょう。
しかし、転職して実績を出して結果を残していけば給料を上げてもらえる
確率は上がります。
 
転職してから給料が上がる方が給料は
上げていきやすいと考えています。
 
初めから高い給料の会社に転職すると、会社側の考えは
 
高い給料を払ってるだから、それ相応の結果を出してもらわないと困る
 
と考えがちです。
これは転職者にはプレッシャーです。
だって、転職したばかりだと会社の勝手がわからないので
仕組みを理解するだけで時間がかかります。
試用期間中に結果を出せないと風当たりが厳しくなり
段々会社の居心地が悪くなります。
 
その点、転職してから給料を上がる方だと、
徐々に会社の仕組みや流れがわかってくるので、
会社でどう立ち回ればいいかわかっていきます。
 
会社側からのプレッシャーはかかりにくいですし、
あなたも不要なプレッシャーを感じなくていいので
むしろ結果を出しやすくなるでしょう。
 
2つのどちらで給料を上げていきたいかはその人次第ですが、
私は2.の方が給料を上げやすいと考えています。
 
できれば高い給料の会社に転職できればよかったと思いますが、
 
高い給料の会社は面接が厳しめです。
 
高圧的な印象を受けましたし、本当に人を取る気があるのか?と
思わざるを得ないくらいに圧迫な質問をしてきがちです。
応募者をバカにしたような質問をしてきた会社もありました。
あまりに失礼だったので転職エージェントに苦情を入れたこともあります。
 
サラリーマンが転職して給料を上げられるかどうかは、
転職して給料を上げることはできるが簡単ではないというのが結論です。
 
でももし、
 
・自分は転職したら給料を上がられる
・自分だけは給料が上がる
 
と思っている方は、現実を見てください。
 
(NewsbyR25)
 
そんなに現実は甘くないということを理解してください。
 
最後までご覧いただきありがとうございます。
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